結婚詐欺の末、男性3人を殺害したとされる容疑者・梶井真奈子。世間を騒がせたのは、彼女の決して若くも美しくもない容姿と、女性としての自信に満ち溢れた言動だった。週刊誌で働く30代の女性記者・里佳は、親友の伶子からのアドバイスでカジマナとの面会を取り付ける。だが、取材を重ねるうち、欲望と快楽に忠実な彼女の言動に、翻弄されるようになっていく―。読み進むほどに濃厚な、圧倒的長編小説。 （「BOOK」データベースより）
何度ページをめくり直しただろう、紙が薄く2ページを一度にめくってしまうのです。手元の他の本に比べ100頁くらいは多めです。少しくどいので、一般的な紙で足りるくらいに内容を削るべきではと思いました。内容はかなり読者を選んでしまうのではないでしょうか、私は（年齢、性別から）読者失格のようです。実際の事件を元に書かれた小説を何冊か読みましたが、まだ小説に書くのは早いのではと思うことが多いですね。中には怒りを覚えることも。
2017-123
