『騙し絵の牙』 塩田武士 ***

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大手出版社で雑誌編集長を務める速水。誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。ある夜、上司から廃刊を匂わされたことをきっかけに、彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて…。斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる!(「BOOK」データベースより)


本の評価はフルマークなんですがねえ。不満があるとすると、「大泉洋」のあてがきかな。「天然の大泉洋」君を初期の「どうでしょう」で見ているので違和感があります。onちゃんの中の人の方が役者としては魅力的かなとおもいますが。しかし、紙の本の未来は暗いですね。

2017-173