『帰還―古着屋総兵衛影始末〈11〉』 佐伯泰英 ***

a21966a0

大黒丸は信之助の待つ琉球泊湊へ寄港した。薩摩・清の二重支配に喘ぐ琉球での自由な交易を目指す総兵衛に立ち塞がったのは、薩摩藩であった。総兵衛らは示現流の遣い手集団院外団を撃破し、六隻の軍船を連ねる十文字船団との海戦に勝利して、勇躍江戸帰還を果たす。そして遂に宿敵柳沢吉保との最終決戦に突入する―。感涙滂沱、破邪顕正の最終巻。新たに一章を加筆し堂々の完結。(「BOOK」データベースより)



2017-175