『機巧のイヴ: 新世界覚醒篇』 乾 緑郎 ***

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「あなたは、どなた?」少年が彼女の冷たい体を抱きしめるとき、運命の歯車が廻り始める―。1892年、万博開催を翌年に控え、空前の賑わいを見せる新世界大陸の都市・ゴダム。万博の利権を巡る人々の争いが繰り広げられる夜、パビリオン「十三層」の頂上で、機巧人形・伊武が永の眠りから目覚めた。機巧と人間。本当の“心”を持つ者は誰か?未曾有の世界に魂が震えるSF伝奇小説の傑作!(「BOOK」データベースより)


まさか続編がでるとは、覚醒篇は長編でエンタメ寄りの仕上がりですか?登場人物は、様々でそれぞれ魅力的な人物でしたがこれが読者の望んだ形態かというと異論も出るでしょうね。どうもさらに続編も出そうで何となく期待してしまいます。あまりSFは得意分野ではないのですが、伝奇的な部分に惹かれます。

2018-115