『ロンドン狂瀾』 中西 啓太 *

 

ロンドン狂瀾

ロンドン狂瀾

 

1930年1月、霧深きロンドン。米英仏伊、そして日本の五大海軍国によるロンドン海軍軍縮会議が始まろうとしていた。世界恐慌が吹き荒れ、緊縮財政と戦争回避が叫ばれているなかではあったが、各国それぞれの思惑と輿論を抱え、妥協点を見出すのは容易ではない。日本の全権団長は若槻礼次郎。随員には雑賀潤外務省情報部長がいた。難航を極める交渉の果て、雑賀は起死回生の案を捻り出すが―。誇り高き外交官の活躍と、統帥権干犯問題の複雑な経緯を、精緻かつ情熱的に描ききった、今こそ読まれるべき傑作。(「BOOK」データベースより)

 

 タイトルがおしゃれなので読み始めたのですが、歴史小説ですね時代は昭和初期の。歴史小説は苦手なんですよ、なんども挫折しかかったのですが、何とか読了。感想は「疲れた」ですかね。あっ!軽い時代小説は好きですよ。記録小説?とか歴史小説はもういいや。

 

2019-26