『御宿かわせみ (28) 佐助の牡丹』 平岩 弓枝 ***

 

御宿かわせみ (28) 佐助の牡丹 (文春文庫)

御宿かわせみ (28) 佐助の牡丹 (文春文庫)

 

 富岡八幡宮恒例の牡丹市で持ち上がった時ならぬ騒動。一位となった高貴にして優美な「白貴人」は自分が作った花だと、男がケチをつけてきた。果して花はすり替えられたのか?表題作ほか、「江戸の蚊帳売り」「水売り文三」「あちゃという娘」など全八篇を収録。水仙、梅、椿に萩と江戸の花々を背景に、「かわせみ」は今日も繁盛。 (「BOOK」データベースより)

 

2019-69