『御宿かわせみ (30) 鬼女の花摘み』 平岩 弓枝 ***

 

御宿かわせみ (30) 鬼女の花摘み (文春文庫)

御宿かわせみ (30) 鬼女の花摘み (文春文庫)

 

 花火見物に東吾と深川へやってきた麻太郎と源太郎は、腹をすかせた幼い姉弟を目にし、たまらず大福餅を買って貰い、すすめる。姉弟はどうも身内から折檻を受けているようで、気にかかって仕方ない。「かわせみ」次世代の子供たちの成長が頼もしく微笑ましい表題作ほか、全七篇を収録。江戸の風物詩もゆたかな不朽の人気シリーズ。(「BOOK」データベースより)

 

2019-71