『日の名残り』 カズオ イシグロ **

 

 品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続ける。英国最高峰の文学賞ブッカー賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)

 

翻訳小説によくあるハードルが最後までついて回ったなあ。ひたすら文字を追うのですが書かれた状況が頭に浮かんでくれません。残念な読書になりました。『わたしを離さないで』は良かったのに。

 

2019-77