『火頭―密命・紅蓮剣〈巻之五〉』佐伯 泰英 **

 

 享保四年暮れ以来、大店を狙った連続火付が江戸の町を騒がせていた。皆殺しの上、金品が強奪された焼け跡には、“火頭の歌右衛門”の名が残されている以外、手掛かりは全くない。折も折、江戸町火消再編成を指揮する南町奉行大岡越前守をあざ笑うが如く頻発する火付に対し、大岡の懐刀・金杉惣三郎が立ち上がった!火頭の正体は、その真の狙いとは…。 (「BOOK」データベースより)

 

2019-124