『幽玄の絵師: 百鬼遊行絵巻 』三好 昌子 ***

幽玄の絵師: 百鬼遊行絵巻

幽玄の絵師: 百鬼遊行絵巻

 

異能の絵師土佐光信は、将軍足利義政から人心を惑わす妖異の謎を解くよう命じられる。御所をさまよう血塗れの女、奇怪な呪詛屏風、影喰らい、笑い小鼓、人の悲しみから生まれた石…。果たして彼が見極めた化生の正体とは。人の言霊や将軍の願望を餌に、争乱の気配にほくそ笑む「鬼」とは。混沌を極める百鬼夜行の時代を描く傑作。 (「BOOK」データベースより)

 

今年読んだ本のベスト10、いやベスト3かも。「もともとSFが好きで、中でも、半村良さんのような時代SFをここ十年ほど投稿していました。」なるほど私が夢中で読む理由がわかりました。これからも注目の作家さんです。

 

2019-165