『カエルの小指』道尾 秀介 ***

詐欺師から足を洗い、口の上手さを武器に実演販売士として真っ当に生きる道を選んだ武沢竹夫。しかし謎めいた中学生・キョウが「とんでもない依頼」とともに現れたことで彼の生活は一変する。シビアな現実に生きるキョウを目の当たりにした武沢は、ふたたびペテンの世界に戻ることを決意。そしてかつての仲間―まひろ、やひろ、貫太郎らと再集結し、キョウを救うために「超人気テレビ番組」を巻き込んだド派手な大仕掛けを計画するが…。 (「BOOK」データベースより)

 

よく出来たコンゲーム小説?でした。しかし道尾さんは、上手いなあ、どこかでこんな小説を読んだ気がして浮かんだのは、都筑道夫さん。この小説の欠点はよく出来すぎか。

 

2019-167