『赤い雨: 新・吉原裏同心抄(二)』 佐伯 泰英 ***

 

赤い雨: 新・吉原裏同心抄(二) (光文社時代小説文庫)
 

 京での修業先が決まった幹次郎と麻。その新生活は不穏な空気に包まれていた。祇園旦那衆らの寄合で、不審な殺人について探るよう依頼された幹次郎は、正体の見えぬ強敵に立ち向かうことに。一方、裏同心不在の吉原では、老舗の大籬がついに謎の山師の魔の手に陥ちてしまう。二つの町で進行する企みと危機の連続。裏同心幹次郎と吉原の人々の新しい闘いが幕を開けた。 (「BOOK」データベースより)

 

2020-19