雷撃に襲われたあの夜
私たちは何を見て、
何を見てはいけなかったのか。
「昔の自分には絶対不可能だったと言い切れる、自信作です。僕が理想とするミステリーのかたちがいくつかあるのですが、そのうちの一つが書けました。
これから先、僕が書く作品たちにとって、強大なライバルにもなりました。」――道尾秀介
凝ったトリックにはついて行けない年齢になってしまったようで、後半は読むのが苦痛でした。推理のための無理やりな展開もあるようですがねえ。道尾さんということでハードルがたかすぎたかな。
2021-040