『銀花の蔵』 遠田 潤子 ***

 

銀花の蔵

銀花の蔵

 

 

 絵描きの父と料理上手の母と暮らす銀花は、一家で父親の実家へ移り住むことに。そこは、座敷童が出るという言い伝えの残る、歴史ある醤油蔵だった。家族を襲う数々の苦難と一族の秘められた過去に対峙しながら、昭和から平成へ、少女は自分の道を歩き出す。実力派として注目の著者が描く、圧巻の家族小説。(「BOOK」データベースより)

 

2020-55

『夢の夢―鎌倉河岸捕物控〈15の巻〉』 佐伯 泰英 ***

 

夢の夢―鎌倉河岸捕物控〈15の巻〉 (時代小説文庫)
 

 船宿綱定の船頭・彦四郎は、贔屓客を富岡八幡宮へ送り届けた帰途、上品な小紋に身を包んだ女に乗船を請われた。貸切の船に乗せるのを逡巡した彦四郎だったが、代金を受け取らない条件で送り届ける旨を承知する。だが、船に乗せた美しい女は、彦四郎が幼い頃に突如姿を晦ました秋乃だったのだ。数日後、すべてを投げ出して失踪する彦四郎。十数年ぶりに再会した二人になにがあったのか?幼馴染みの身を案じた政次、亮吉は、彦四郎と秋乃を追い、疾走する。大好評書き下ろし時代長篇、待望の第十五弾。 (「BOOK」データベースより)

 

2020-53

『隠居宗五郎―鎌倉河岸捕物控〈14の巻〉』 佐伯 泰英 ***

 

 祝言の賑わいが過ぎ去ったある日、政次としほの若夫婦は、仲人である松坂屋の松六の許へ挨拶廻りに出かけた。道中、日本橋付近に差し掛かった二人は、男女三人組みの掏摸を目撃する。政次の活躍により、掏摸を取り押さえたものの、しほは、現場から立ち去る老人に不審なものを感じていた。やがて、政次の捕まえた掏摸が、江戸に横行する掏摸集団の配下であることが判明。隠居然としていた宗五郎も政次とともに、頭目の捕縛に乗り出すが―。金座裏の面々が活躍する大好評書き下ろし時代長篇、待望の第十四弾。 (「BOOK」データベースより)

 

2020-52

 

 

『独り祝言―鎌倉河岸捕物控〈13の巻〉』 佐伯 泰英 ***

 

 春を告げる賑わいの鎌倉河岸では、政次としほの祝言が間近に迫っていた。そんななか、金座裏の宗五郎の命により、六所明神に代参することになった政次は、宗五郎の粋な計らいにより、しほ、彦四郎、亮吉三人との同行を許された。だが道中、深大寺に立ち寄った一行は思わぬ事件に巻き込まれてしまう。―旅先での事件を始末し、江戸に戻ったのも束の間、政次にさらなる難事件が待ち構えていた。迫り来る祝言の日。隠密御用に奔走する政次と覚悟を決めたしほの命運は…。大好評書き下ろし時代小説。(「BOOK」データベースより)

 

2020-51

『冬の蜉蝣―鎌倉河岸捕物控』 佐伯 泰英 ***

 

 寛政十二年の年の瀬、金座裏の若親分の政次は、久しぶりの剣術稽古に精を出していた。同門の士より、永塚小夜の姿が見えないと耳にした政次は、小夜が指導している林道場を訪れることに。そこで政次は、小夜の息子の小太郎がかどわかされそうになった事実を聞く。政次ら金座裏の聞き込みにより、秋月藩士が関わっていることが判明するも、背後に小太郎の父親の影が…。祝言を間近に控えた政次、しほ、そして金座裏を巻き込む事件の行方は?大好評書き下ろし時代長篇。 (「BOOK」データベースより)

 

2020-50

『代がわり―鎌倉河岸捕物控』 佐伯 泰英 ***

 

  豊島屋の清蔵たちは、富岡八幡宮そばの船着場で、六、七人の子供たちが参詣に来た年寄りから、巾着を奪い取るのを目撃した。店に戻った清蔵たちは、金座裏の若親分・政次にその話をするが、どうやら浅草でも同様な事件が起きているという。さらに今度は増上寺で巾着切りの事件が起こった。だが、被害にあった金貸しの小兵衛は刺し殺され、巾着も奪われたのだ。同じ犯人の仕業なのか?宗五郎と政次たちは、探索に乗り出すが―。しほとの祝言を控えた政次は、事件を解決することができるか!?大好評書き下ろし時代長篇シリーズ第十一弾。 (「BOOK」データベースより)

 

2020-49