2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧
『弥勒の月』を読んで後が気になるので、次は『夜叉桜』と読んだ。この続きがもっと気になるじゃないか、しょうがない次は『木練柿』だ。
残念。 附・高清子とその時代を読んでいて、小林信彦を思い出した。
JJに連載された作品ですが、吉田氏の読者層とJJの読者はどれくらい重なっているのやら、内容も題名のように、ぽかぽかもまったりもしていないのにねえ。JJに媚びたのか登場人物の設定に難があるようなきがするが、吉田修一らしい作品でした。
良い意味で予想とは違った時代小説だった。この後が気になるので次は『夜叉桜』。
新作待ち
いかにもと言う感じの「帯」に騙されてみました。それでも半分過ぎ位まで筆裁きに感心して読んでいたがホラーなんだから、すべてを回収する必要があったのかなあ?と思います。新本格派ミステリー作家の顔がつい出てしまったホラー小説かな。
次は『雪まろげ』
本格推理とは相性が良くないので、読み通すのがかなり苦痛だった。コンピューターやプログラムに関しては、一般的な人よりも経験はあるのだが、この小説の本質はあくまでも本格推理なのでそれに興味がないのでどうしようもありません。本格推理を読むよりは…
連作短編集なのかな、ブラックな味付けが坂東眞砂子ファンにはたまりません。いろいろな受け取り方ができるように思います。
夏の熱さをのりこえて、漬け床は元気です。 水分が多くなったら、米と塩を追加しています。 麹を追加して、三五八漬け風にしてみようかな?
マグロもうなぎも、それほど好きではないので…… これまでの鯨の国際会議での活躍は見聞きしてましたが、この本のスタンスがどうもすっきりしません。志をもって戦っているのでしょうが、個人的な印象なのですがちょっとね。
次は新刊待ち
この作品のターゲットはどんな読者を想定しているのかな、まちがいなく私はそれから離れた位置にいるようだ。
シリーズものらしいが粗製濫造?
小説なのだから、内容は絵空事でも読者を楽しませてくれたらそれで良いのですが、でもやっぱり絵空事感が漂ってます。 本のタイトルは読み終わってから眺めると、なるほど、これほど説明的なタイトルも珍しいなあと思う。思わず手に取ってしまうような「おし…
難破し南の島にたどり着くが、そこは文化が異なり、それまでの価値観が通じない社会だった。漂流民と島の人々との間に起こる様々な事柄をときに過剰に描かれるが、読後感は悪くない。軽薄な推理小説などではありえないずっしりとした読み応えのある小説でし…
第26回 柴田錬三郎賞 トリックに齟齬はないのでしょうが、薬の影響下で名曲が生まれたとか、中古家屋に隠されていた得体の知れない種子を躊躇いなく食べたのかなど、登場人物にあまりも納得できない行動が多すぎます。 2〜3年前に10冊程読んで、以後読むこ…
第21回吉川英治文学新人賞
感想が書けない本、簡単に書くと「つまらない」です。ということでいつも参考にするAmazonのレビューをみると1件だけ、評価は絶賛です。 会話のテンポやかけあいを楽しむ本?それほど「おしゃれ」な会話とも思えない。小説の良いところも欠点も中途半端で、…
じわーっと、来るが実は頭だけなんだよね。こっちが全身で受け止めるには、もう体力も精神も若くはないのですが、それでも作品の良さは分かります。と書いておこう。
第145回直木三十五賞受賞。第24回山周賞は候補。 「わたしはここまで読みものに堕したものは採らない」という渡辺淳一氏の直木賞の選評は鋭いなあと思う。珍しく。爽やかで面白く感動しそうになるのですが、ちょっとやりすぎかな、エンタメしすぎて作品とし…
恒川ワールドが少し変貌を始めている印象です。沖縄にこだわった短編集というのもあるのでしょうか。読みながら恒川ワールドを漂う楽しみが…… 『私はフーイー』『金色機械』『スタープレイヤー』ときて限界が見えたようで、打ち止めかなあ、残念ですが。
再読。小説としては満足だが、タイトルの改悪はいけません。 ついでに、「ハルキ文庫」って何?ネジが何本か抜けてるだろ。きっと。
安積班というより東京湾臨海署を舞台とした短編集。隠蔽捜査シリーズもあるのですが今野さんは短篇の方が光ってると思う。まあ長編も会話が多くてページ数ほどの長さとは感じない作品が多い様ですね。久しぶりの安積班を楽しめました。
泣きの銀次シリーズ読了、髪結い伊三次捕物余話では描けない後味の悪さ?をやりたかったのかな。長編は読み手も体力がいりますが、作者も大変なのかな。 虚ろ舟が***なら題名は『虚ろ船』がいいな。
乃南さんらしさを期待すると残念な印象になるのかもしれませんが、ショートショート?が良かったです。短篇では『僕が受験に成功したわけ』のフェチぶりが何ともいえません。