2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『きのうの神さま』 西川美和 **

映画「ディア・ドクター」の番外編とでもいうべきな短編集でしょうか、僻地医療にかかわる人たちを書いています。アマゾンのレビューが良かったので読んでみましたがにたような題材が並んでしまうと飽きてしまいます。

『ビオレタ』 寺地はるな *

ポプラ社小説新人賞かなるほど。

『越境捜査3 破断』 笹本稜平 **

『為吉 北町奉行所ものがたり』 宇江佐真理 ***

いつものようにほっとする短編集でした。これがシリーズ化されるとうれしいのですが、健康に留意して長く書きつづけてほしい作家さんです。

『あん』 ドリアン助川 ***

ラジオドラマ聴取→読書

『曼荼羅道』 坂東眞砂子 **

第15回柴田錬三郎賞受賞作 二組の男女の家族、性が曼荼羅道で交錯する伝奇?小説のようでいて、反戦風でもあるがそこが坂東さんらしくなくて安っぽい告発小説に見えてしまうのが残念でした。

『春を背負って』 笹本稜平 **

山小屋をめぐる連作短編でした。とくに文句をつける所もないが。『時の渚』のような作品を期待してはいけないようです。

『漂流街』 馳星周 **