2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
本屋大賞第2位 消化不良気味です。
「幻の声」オール讀物新人賞 無理やり感動させられた本屋大賞受賞作のあとは、こんな時代物がほっとさせてくれる。
2013 年本屋大賞 本屋さんが今一番売りたい本の「本屋大賞」なら上下巻のこれより3部作のほうが売上額は…… 独自の経営哲学、人間に対する愛、すべてに何も文句の付けようのない、素晴らしい人生。最初の奥さんの悲しさ、恩人と敬慕の念、思わず感動しそうに…
装丁から受ける印象とは、まったく異なる内容で実はこの本を選んだことを後悔した。人間のやることとは思えない残忍な連続殺人事件で、気分が滅入ってしまった。それでも推理小説としては極上の作品で最後まで(エンディングも)驚かせてもらった。 これと同…
ちょっと、ベタついているかなあ。時代劇(または東映映画)二時間スペシャルってところか。
重い本の読書が続いたので、こんなほっとする本を間にはさむと一息つくことができます。悲しい話でも明るい先の希望があって読んだ後が幸せな気持ちで満たされます。娘に祖母の名前をつけたことが心にしみました。
2013年本屋大賞 4位 読ませる力強さがある短編集だが、気分的に虐待の話は勘弁。
3.10が東京大空襲、3.11が東日本大地震、その前後を女性2人を主人公にして支え合って生きる人間を描いている。ミクマリからは想像できない作品を読ませてくれています。母と子という目線は一貫しているようです。
話題の人の作品なので、とりあえず。 『ハサミ男』『美濃牛』あたりから読むべきだったかな。これは作者の作品では特殊な一冊なのかもしれません。「殊能」は伝わってきます。
『斬られ権左』の孫娘の物語として読むとそれなりに楽しめる。単独の短編集としてはちょっとよわいかな。
面白い。実は落語が好きで、数学が好き、何故"ツービートのビートたけし"になったのかが。 樹木希林の演技に関してや、討論番組の間のとり方など、じつは高みから冷静に眺めている北野武が別にいることがわかる。志ん生、文楽、談志の話題でこの人は江戸っ子…
小説かな、エッセイ?それとも女芸人論、タダの悪口かも。はっきりしていることは、時間の無駄だったということ。
第20回柴田錬三郎賞受賞作 家と夫婦の短編集。夫と妻の求める家の形が描かれていく。似たもの夫婦ではではなく、割れ鍋にとじ蓋が基本でグレープフルーツ・モンスターは異色。
なかなか、悲しくて微笑ましくてほっくりする。次は何を読むかな。と。
怖さも、気味悪さもあと一歩かな。
本当に与太話だ。読んでもいい、読まなくても。
第131回直木賞受賞 憎めない精神科医の伊良部の短編集。どの短篇も最後に明かりが見えてくる構成。『邪魔』『最悪』と読み進んできたので、何となく肩透かし。悪意のたっぷり詰まった短編集も読んでみたい。