2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『路上のX』 桐野 夏生 ***

路上のX 作者: 桐野夏生 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2018/02/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 幸せな日常を断ち切られ、親に棄てられた女子高生たち。ネグレクト、虐待、DV、レイプ、JKビジネス。かけがえのない魂を傷め…

『奈緒と磐音 居眠り磐音』 佐伯 泰英 ***

奈緒と磐音 居眠り磐音 (文春文庫) 作者: 佐伯泰英 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/01/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 全51巻で完結した平成最大の人気シリーズが復活!豊後関前藩中老職の嫡男・磐音の朋輩に妹の奈緒が生まれたその…

『橋の上-居眠り磐音江戸双紙帰着準備号』 佐伯 泰英 ***

橋の上-居眠り磐音江戸双紙帰着準備号 (双葉文庫) 作者: 佐伯泰英 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2011/10/13 メディア: 文庫 クリック: 3回 この商品を含むブログ (7件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 明和六年、関前藩主福坂実高の参勤上番に…

『万両ノ雪 ─ 居眠り磐音江戸双紙 23』 佐伯 泰英 ***

万両ノ雪 ─ 居眠り磐音江戸双紙 23 (双葉文庫) 作者: 佐伯泰英 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2007/08/01 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (14件) を見る 師走の喧騒が江戸に漂う頃、筑前若松を発った坂崎磐音とおこんは帰府の途次にあった。一方、…

『駆けこみ交番』 乃南 アサ ***

駆けこみ交番 作者: 乃南アサ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/04/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (13件) を見る さる老婦人が深夜の交番に駆け込んで来たのをきっかけに、何故だかお手柄続きの勝ち組み新米巡査・高木聖大。東京は等々力の…

『生きるぼくら』 原田 マハ ***

いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外…

『ボクの町』 乃南 アサ ***

警視庁城西署・霞台駅前交番に巡査見習いとして赴任した高木聖大は、研修初日から警察手帳に彼女のプリクラを貼っていたことがバレるような、今風のドジな若者。道案内、盗難届の処理、ケンカの仲裁などに追われるが、失敗の連続でやる気をなくしていた。が…

『いちばん長い夜に』 乃南 アサ ***

ペットの洋服作りの仕事が軌道に乗ってきた芭子と、パン職人の道を邁進する綾香。暗い場所で出会い、暗い過去を抱えながら、支え合って生きてきた。小さな喜びを大切にし、地に足のついた日々を過ごしていた二人だったが、あの大きな出来事がそれぞれの人生…

『すれ違う背中を』 乃南 アサ ***

パン職人を目指して日々精進する綾香に対して、芭子はアルバイトにもなかなか採用されない。そんなある日、ビッグニュースが!綾香が商店会の福引きで一等「大阪旅行」を当てたのだ。USJ、道頓堀、生の大阪弁、たこ焼き等々初めての土地で解放感に浸っていた…

『告発 ~日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由』 蓮池 透 **

東京電力は万死に値する。東電で働いた三十余年の体験から提言する亡国企業解体論。(「BOOK」データベースより) 蓮池 透氏がこの本を書いてはいけない理由も三つくらい思い浮かぶようなきがします。まあもっと面白い本を読みたいので、時間がもったいない…

『悪党町奴夢散際』 乾 緑郎 ***

慶安三年、町人の悪党集団「町奴」の頭領・幡随院長兵衛が何者かに殺された。対立する旗本の悪党集団「旗本奴」の頭領・水野十郎の仕業ではないかと疑う町奴側は報復を画策。お菊という女をめぐって両者の関係はさらにこじれ、楊枝屋の女侠客お吟、凄腕女剣…

『聖者が街にやって来た』 宇佐美まこと ***

企業誘致に成功し、タワーマンションも林立して人口が急増する神奈川県多摩川市湧新地区で、小谷桜子は古くから花屋を営んでいる。十七歳の娘・菫子が市民の結束を目的に企画されたミュージカルの演者に選ばれた。新旧の住民が入り交じり盛り上がっていく街…

『室の梅―おろく医者覚え帖』 宇江佐 真理 ***

奉行所検屍役・美馬正哲と産婆お杏。人の死と生に立ちあう夫婦が難事件を解き明かす!時代小説の新しい旗手が描く人情味あふれる捕物帖。 (「BOOK」データベースより) 2019-003

『いざ帰りなん: 新・古着屋総兵衛 第十七巻』 佐伯 泰英 ***

北郷陰吉の報告では、鳶沢一族の荷運び方の文助の様子がおかしいという。分不相応な料理屋に出入りし、怪しい白い粉を手に入れている。総兵衛は、陰吉の他、林梅香、忠吉、筑後平十郎を召集して文助の後をつけるのだが、見事に巻かれてしまう…。交易船団は、…

『東京輪舞』 月村 了衛 ***

田中角栄邸の警備をしていた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、数々の事件と関わっていく―圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出す。 (「BOOK」データベースより) 月村さん三冊目。『機龍警察 暗黒市場 』は何だかなあ、『土漠の花』も……。どちらも…