2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧
仕掛けに凝った短編集。人の死を弄んでいるようで気分はあまり良くはないです。それでもさすがに「道尾秀介」と思わせます。
大統領補佐官の死と核爆弾の秘密暴露?、が平行して進行していく推理サスペンス?。渾身の作だとおもうが、『イントゥルーダー』に続きコンピューター関連で付け焼き刃な点がこの作品でも気になった。登場人物の日本人と日系アメリカ人が共に広島に関係あり…
26回山本周五郎賞候補 警察小説としては、かなり面白い。VS公安はありそうなパターンだが引き込まれる。
もう惰性で読みつづけているといってもいい。会話と改行が多いので実質のページ数は半分位。
読み始めは、これが一時夢中で読みまくった半村良だろうかという感じがしていた。中頃からこれは間違いなく「半村節」だと思った。思わぬ拾い物。
幻想というより、妄想。
コンピュータ関連で?て感じはあったが、大当たりかなと想いつつ読み進んだ。ところが謎解きが始まると手品の種明かしのような、なんだそんなことなの!となってしまった。
タイトルからはつまらない本という予想だったが、結構楽しめた。構成が複雑なので後半迷子になりそうだったが何とか読了。「らしさ」は少ないがシリーズ1作目よりは面白くなっていると思う。次作も期待できるか。
『テロルの決算』以降よく読んできたノンフィクション作家ですが、カメラと写真に興味がないのと作者の思い込みの強さが逆に入り込めないところがあった。それでも十分読み応えはあるのですが。
第16回(2003年) 山本周五郎賞受賞 『魍魎の匣』は読むのがつらい作品でしたが、こちらはどんどんページが進んでいく感じ。なにが違うのか。
ある程度予想してはいたのですが、『旅屋おかえり』『永遠をさがしに』 に肩をならべるつまらない作品かなあ。当たり外れの差が激しすぎますね。
東京に封じ込め可能かという疑問もあるが、面白く読めました。テレビや映画の原作としては、金がかかりそうですね。映像向きとは思いますが。
2013-03-26 『三匹のおっさん』 2013-03-31 『図書館戦争』 2013-06-12 『空飛ぶ広報室』『三匹のおっさん』のあとは、我慢して何とか読みきったがもう限界です。