2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
家守となった主人公の日常と、亡くなった友人との不思議な交感をえがく。 ごく短い章が次々と語られていく。読み進めていくと、不思議な世界が広がる。
次は「雨を見たか」。
このシリーズではJAZZがとこどころで使われてきたが、今回はサッポロ・シティ・ジャズが舞台になっている。登場する人物も誰とは特定できないように設定されているが、これは○○さんがモデルかなと思わせる部分があって思わずニヤリ。内容は安定の道警シリー…
小説ばかりではなく、他にも活動されている著者なので作品数は多くありません。これもリーガル・サスペンス?ですが、抑制のきいた好感のもてる作品でした。他の分野は書くのは難しいかな。
表題作スローカーブを読みたくて、手に取ったが、さすがに古くなったかな。
次は「君を乗せる舟」。
第15回横溝正史賞受賞作。 素直に読み進めて、だまされるのが推理小説の楽しみ方でしょうが、珍しく途中で犯人が分かってしまいました。論理ではなく感なのですが。受賞時は性愛の描き方も受賞理由になったようですが、どうだろう?犯人がわかった段階で読書…
次は「黒く塗れ」。
第7回 (1983年)すばる文学賞。話は下世話なものなのに、純文学してるのかな腰が座っていないような中途半端に感じてしまった。
東京国税局から08年3月期までの5年間(一部7年間)で、法人所得に約5億1800万円の申告漏れを指摘され、修正申告して法人税約1億700万円を納付した。これに伴う加算税は約3100万円、うち重加算税は約2800万円と見込まれる。自社の”脱税…
検事:岩崎紀美子の19年ぶりの第二段。リーガル・サスペンスとして現実にはありえない設定も在るでしょう、サスペンス小説でよくあるベタな展開もふくめて面白く読めました。作者は弁護士なのに法廷のシーンは今回もほとんどなしですね。
大量の土砂と一緒のちょっと光る原石と言う感じ。
次は「さんだらぼっち」。
第122回直木賞 タイトルの歌を知らなかったのですが、今は国立国会図書館デジタルコレクション・歴史的音源で愛八の録音をネットで聞くことができます。
想像していたよりも、普通だなあという印象でした。読みやすい文章で、今読んでも古さを感じません。