2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『花まんま』 朱川湊人 ***

第133回直木賞 直木賞らしい作品という印象でした。表題作が良かった。

『満願』 米澤穂信 ***

第27回山本周五郎賞 初読みでしたが、山周賞に外れはすくないです。どの短篇も粒ぞろいの一冊です。満願、死人宿、夜警がよかった。この短篇集を評価しない人とは、小説の話をしても時間の無駄。と言いたくなるほど惚れ込みました。ただ、米澤さんの他の作品…

『竜が最後に帰る場所』 恒川光太郎 ***

集中して恒川光太郎を読んできたが、しばらく間をおこうかな。と思わせる一冊でした。読んで後悔するレベルではありませんが。

『太陽は動かない』 吉田修一 **

いろいろ詰め込みすぎて、一冊で完結では「もったいない」お化けが出そうです。エンターテイメントとして十分に楽しんだのですが、これを「吉田修一」が書く必要があるのかな。という気持ちが読んでいる間ずっとしていました。さあ「吉田修一」を読むぞとい…

『秋の牢獄』 恒川光太郎 ***

これまで読んだ中では一番暗い短編集。独特の世界はいつも引き込まれてしまう。

「RSSリーダー」を検索していたら

これは恥ずかしい 米Lifehackerのお気に入りGoogleリーダー代替えサービスは「Feedly」だそうです。これは恥ずかしくない 「Googleリーダー」代替サービスの「Feedly」、「Reeder」などの各種RSSアプリに対応へ何故かどちらも同じ記事の中の文章なのが納得できませ…

『背の眼』 道尾秀介 **

作家の道尾氏と真備庄介のコンビの作品は他にもあるのでしょうか、シリーズ化するとほとんど金田一耕助シリーズモドキのような。書きたい衝動と、書き手としての技がまだアンバランスですが嫌いではないです。若手の作家では「もういいや」というタイプも結…

『夢の封印』 坂東眞砂子 *

残念。

『執着 捜査一課・澤村慶司』 堂場瞬一 **

分かりきったゴールへ読者を連れていくということでは、テレビドラマの原作には適しているかな。それ以上では無いです。分かっていて何故読んだのかというと、ちょうど手を伸ばすととどく位置にこの本がたまたまあったのだ。

『東京湾景』 吉田修一 **

吉田修一ということで、期待したがかなりガッカリ。テレビドラマ向きですかネ。

『ラットマン』 道尾秀介 ***

そういえば、道尾秀介は推理作家だったと気づかせてくれた作品。凝ったエンディングが印象的でまあ細かいことは言わないことにしよう。

『雷の季節の終わりに』 恒川光太郎 ***

今のところ、この作者は外れが無い。

『向日葵の咲かない夏』 道尾秀介 ***

評価がわかれる作品で、アマゾンでは星1から星5まで均等に分散している。一番ホラーよりでしょうか。書き手のこれを書こうというパワーを強く感じました。そのぶん、気持ち悪さも十分で嫌いなひとはご愁傷さまとしか言いようがありません。わたしは楽しま…

『ひまわりの祝祭』 藤原伊織 ***

『オリンピックの身代金』 奥田英朗 ***

『旅する力―深夜特急ノート』 沢木耕太郎 ***

再読