2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ユーモア小説で小説すばる新人賞受賞。面白おかしいのだが、少し古さも感じてしまいます。
小説を読む時のようなハードルはない。興味のある種類のノンフィクション以外は読書対象にならないからか。『ルポ 電王戦―人間 vs. コンピュータの真実 (NHK出版新書 436)』と比較するとやっつけ仕事風かなあ。
「髪結い伊三次」なのに伊佐治やお文の登場は少なく、子供や孫が中心の余話になってシリーズも世代交代が進んでいます。今回は気になっていた茜と伊余太が登場してくれ、将来にもすこし含みをもたせてくれました。 これが最終巻となってしまうのでしょうか。…
凝った構成の作品で、読むのに骨がおれましたが、さすがに佐藤正午さんでした。
知っている内容も多かったが、コンピュータ側を追っかけていたので、棋士側の話が新鮮でした。それでも裏のディープな話(とくにご本人がらみは)書いていないようですね。
まさか琉金とは、白点病は塩水浴や水温を少し上げると効果的でしたね。面白かったです。
シーズ物のプロローグといった感じかな
最近読んだ本では一番面白かった。『流』はエンタメ的な良さだが、これは時代小説と限らないジャンルを越えた面白さがあった、直木賞受賞はまた別の基準なのだろう。