2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『図書館戦争』 有川浩 *

久々の大ハズレ。どれくらいかと言えば、怒りを憶える位。 やはり、出版社がメディアワークスではね、カタカナ名の出版社は。 「空飛ぶ広報室」「旅猫リポート」どうしよう。

『最悪』 奥田英朗 ***

登場人物も多く、それぞれの話が最後に重なってジェットコースター。 誰もが全力疾走なので、読むほうも疲れるなあ。面白いのですが。 。

『恋かたみ 狸穴あいあい坂』 諸田玲子 ***

読者を嘆かせる展開なのですが、それでも次を読みたくなります。

『邪魔』 奥田英朗 ***

第4回大藪春彦賞 たっぷり、こってり、どっさり。面白い。

『三匹のおっさん』 有川浩 ***

もっとライトノベルと思っていたが、良い意味で軽い小説。ずっしりした小説の合間に読むのに丁度良い具合でした。この後は「図書館戦争」「空飛ぶ広報室」「旅猫リポート」の順にの予定。 三匹という構成の勝利か?「三匹の侍」は名作だったなあ。

『悪人』 吉田修一 ***

61回毎日出版文化賞,第34回大佛次郎賞 『横道世之介』、『パレード (幻冬舎文庫)』と読んできたが、話は暗いのですが『悪人』も読ませてしまう。しばらく追いかけてみようと思います。ところで、読み始めて、これは以前には読むか観るかしたことがあると思い…

『パレード (幻冬舎文庫)』 吉田修一 ***

第15回(2002年) 山本周五郎賞受賞 ゾクゾクさせてもらえます。コケおどしではなく不安が頭をもたげる感じ。 第四章でこのまま終わってしまうのかなと思ったら……。

『狸穴あいあい坂』 諸田玲子 ***

何となく読みつづけてしまった「天女湯おれん」シリーズもよかった。この「狸穴あいあい坂」シリーズも安心して読めそうです。結寿を見守る人たちが魅力的です。

『64(ロクヨン)』 横山秀夫 *

このミステリーがすごい!第1位。 週刊文春ミステリーベスト10第1位。 「2013 年本屋大賞」2位 Amazonのカスタマーレビューなどでも、絶賛がほとんどですが、とてもそうは思えません。 新聞記者としての経験を生かした力作?、作者の思い入れが伝わってきま…

『聖少女』 倉橋由美子 ***

再読。今日でも毒気は十分だが、さすがに古くなったかな。再読までの年月からは考えられないほど内容をはっきり憶えていたことに自分自身でビックリ。それほど印象が鮮烈でした。

『みちくさ道中』 木内昇 **

好きな作家のエッセイは、作品の背景などが分かるので楽しみです。なるほど、土鍋のご飯はおいしそうだ。

『横道世之介』 吉田修一 ***

第7回本屋大賞第3位 柴田錬三郎賞受賞。 登場人物が魅力的で、爽やかな作品。主人公がなぜか、ふっわっとしてつかみ所 なく、それが軽さの因かな?

『二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)』 デイヴィッド・ゴードン *

凝りすぎ。翻訳が最初気になって、それが麻痺してからもどうにも内容に 集中できない。3冠?翻訳推理ファンでないと無理。

『利休にたずねよ』 山本兼一 ***

第140回(平成20年度下半期) 直木賞受賞恋 千与四郎の章はいらないなあ、すっかり興ざめ。それを除けば。

『龍神の雨』 道尾秀介 ***

第12回(2010年) 大藪春彦賞受賞 東野圭吾の作品と比べると謎解きのがっかり感は少ない。さすがに道尾秀介ですが この話はあまり好きではない。