2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『密売人』 佐々木譲 ***

『道警シリーズ』第5作 シリーズものは、安心して読める。

『チーム・バチスタの栄光』 海堂尊 **

著者をTVで見たときの印象が悪く、読む気になれなかった。 ストレートではなく、ハスに構えて読むとちょうどいい。 第四回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

『忍び外伝』 乾緑郎 *

第2回朝日時代小説大賞受賞作 途中までは、引き込まれて読み進んだが、 後半に集中の糸が切れてしまいただ文字面 をなぞるだけになってしまった。残念。このあと「完全なる首長竜の日」を読む 予定だが、ちょっと心配。

『暗殺者』 ロバート・ラドラム ***

『ボーン・アイデンティティー』(The Bourne Identity) の原作 翻訳が……。でも読み応えは充分。 原作も、映画もOKなのは、珍しいかな。 残念なのは、日本語訳。ミレニアムはまったく気にならなかったが これはかなりレベルが低い。

『完全なる首長竜の日』 乾緑郎 ***

第9回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作。 『忍び外伝』でがっかりしたので、期待半分で読んだが直ぐに世界に引き込まれた。途中で謎は解けたが、最後まで気持ちよく騙されていようと思いつつ読了。

『隠蔽捜査』 今野敏 **

第27回吉川英治文学新人賞お話なので、ありえない設定はわかるが あり得なさの質が気になってしまい、入 り込めないまま読了。 シリーズもの。2作目に期待。

『やぶへび』 大沢 在昌 ***

中国人、ヤクザと新宿鮫と似た舞台の物語。 結末は、ヒロイン死亡と予想したら