2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『ブラフマンの埋葬』 小川洋子**

技巧でも、こちらはOK。

『夜の蝉』 北村 薫*

女性に人気があるのだろうか? まったく合わない作家。 技巧に走りすぎ。チェスをなぜ持ち出すのか?文学少女の習作を読まされている気分になる。

『クリムゾンの迷宮 』 貴志 祐介***

絵空事でもその世界に引き込まれることもある。 何冊か引き続き読むかな?

『築地ファントムホテル 』 翔田 寛**

何が足りないのだろう、それがあれば大化けするミステリー。 この人の乱歩賞受賞作『誘拐児』のamazonのレビューを読むと大化け の可能性はなさそうだ。 それにしても、このプロットの無駄遣いはもったいない。

『なまづま 』 堀井拓馬**

第十八回日本ホラー小説大賞長編賞。 大賞ではなく長編賞は納得できる程度の出来。

『ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 』 菅原昭二**

坂田明と意外に交流があったんだ。色川武大の話がなける。

『盤上の敵』 北村薫*

時間の無駄

『警官の条件』 佐々木譲**

『警官の血』の続編だが、別物。警察小説としては、十分に面白い。 単純に続編を期待して読むと裏切られる。

『王妃の離婚』 佐藤賢一**

読んでいて、場面の映像が浮かんでこない。面白いのだが。 作者の知識が邪魔をしている?博覧強記の一歩手前ぐらい。 咀嚼されていない中途半端な物語。

『決断』 警察小説競作 新潮社**

玉石混交2。

『鼓動』 警察小説競作 新潮社**

玉石混交。

『交錯』 堂場瞬一***

都合よくまとめすぎだが、面白さは十分。

『KEEP OUT』 黒崎視音**

あと何作か読むかな。どうしようという程度。

『逆風の街』 今野敏 *

これはちょっと。 無痛症の巨人は、『ミレニアム』にも。

『イコン』 今野敏***

最後が駆け足。

『ダーク』 桐野夏生**

長い。前作とかなり雰囲気が異なる。

『麒麟の翼』 東野圭吾**

シリーズ最高傑作? うーーん。途中までは面白く読み進んだが、謎解きでなんだかねえ。 いつものように、がっかり。もう東野圭吾はいいかな。と思わせる。

『転迷』 今野敏 ***

安定期に入った?

『蓬莱』 今野敏 *

ちょっと力が入りすぎ。 警察小説としてはありえない絵空事になってしまった。

『花水木』 今野敏 ***

短篇は良い。

『ローズガーデン』 桐野夏生**

ミロ・シリーズ外伝かな? 次は『ダーク』

『謎解きはディナーのあとで』 東川篤哉*

ライトな、つまり軽さが特徴だが、まちがいなく駄作。最大の謎は、本屋大賞の受賞。 たぶん、読んでもらいたい本なのではなく本を買ってもらいたいのだろう。 装丁にもあらわれている。 『本屋大賞の目は節穴でございますか』と問いたい。

『真夜中の遠い彼方』 佐々木 譲***

佳作。ただし個人的な思い入れがあるかも。

『半夏生』 今野敏 ***

安積班の長編。

『笑酔亭梅寿謎解噺』 田中啓文***

予想を良い意味で裏切る大当たり。 梅寿のモデルは、明らかに6代目笑福亭松鶴。 パツキン鶏冠頭もユニークだが、若いころの鶴瓶のアフロも負けず劣らず。 鶴瓶とさんまは同門だった。ともに5代目笑福亭松鶴の孫弟子にあたるとは。

『顔に降りかかる雨』 桐野夏生***

第39回江戸川乱歩賞 力作!、二作目を先によんだがこのあとは、順に読む予定 『ローズガーデン』(短編集)、『ダーク』

『コルトレーン』 藤岡 靖洋**

作者と対象の距離が…… 圧巻のディスコグラフィー編纂と比べると 熱に浮かされた1ファンになってしまっていないかな?

『天使に見捨てられた夜』 桐野夏生***

女探偵ということで敬遠していたが、意外に良い。

『天空の蜂』 東野圭吾*

許せる絵空事と許せない絵空事、どちらかと言うとそんなアホな のオンパレード。評価の低い「ジェノサイド」とどんぐりの背比べ。

『烈日』 今野敏 ***

どうも、短編集のほうが出来が良いようだ。