2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
少し書き込み過ぎという気がするが、久しぶりのコンゲーム小説を堪能しました。
予想どうりの内容で、うだうだと例の調子が続きます。
前半のかるい感じが浅田さんらしくなく最後はとってつけたよう。
最後はなんだかB級映画のような終わりかた。
安河内が会話のなかで「あたし」と言う度に、違和感があって女署長なのか他の女性なのかと思ってしまい読書のリズムが狂う。せめて「私」できれば「おれ」にしてくれないかと。
主人公がモテすぎです。予想外に面白かったので良しとするか。
角田光代さんは、こわれかけた家族を書くのが上手いなあ。その先に光が見えるのもほっとさせてくれます。
エンタメとしては十分なのですが……
さよなら、ニルヴァーナ作者: 窪美澄出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/05/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (17件) を見る 少年犯罪の加害者、被害者遺族、加害者を崇拝した少女、その運命の環の外にたつ女性作家。「少年A」は彼らに何をもたら…
それぞれの短篇の最後で説明くさくなっているような気がする。短篇では書ききれなかったのであれば、中長編とするという選択肢もあると思う。
密度の濃い読書だった。登場人物が多く最初は戸惑ったが後半は坂東ワールドに翻弄されて読了
『キャパの十字架』を読んでいたのでこれもついでに、でもやはり読まなくてもよかったかなというのが感想です。作者の問題ではなく、私が老いたということかな。
予定外に朱川さん4冊目です。これは乾緑郎さんの『思い出は満たされないまま』と設定が似ているということで読んでみましたが、残念な読書でした。『思い出は満たされないまま』には大満足だったのですが。この『なごり歌』はそれぞれの歌の選択がべた過ぎ…
女の一生を書くのか、それとも推理小説メインか両立は難しいと思う。