2013-01-01から1年間の記事一覧

期待

蓮舫が都知事になると、3連続で「偉そうな」俺様目線の都知事なるねえ。 都民ではないんで他人ごとですが、参議院で山本太郎を選んだ愚都民の皆様に期待です。ぜひマスゴミとの丁々発止を見せてください。それとも、青島幸男以来の無責任知事「そのまんま東…

『望郷』 湊かなえ **

「告白」の後、どうかなと思っていましたが、湊さん結構ドラマの原作になってますね。ドラマ向きの作品が多いのでしょうか。離島縛りの短編集ですが、煮詰まってあがいても、どうにもならない話が続くとげっぷが出てしまいます。そこが湊さんの持ち味なので…

『検事の死命』 柚月裕子 ***

『検事の本懐』(2013年度大藪春彦賞)を読んだあと、この作家はもういいやと思ったのですが、何となく読んでしまった本作。「死命を‥‥」は連作ですが、一冊でまとまった話ではなく、短編集のようなものかな。ちょっとお尻のあたりがこそばゆくなるが、読ん…

『生存者ゼロ』 安生正 ***

どうしても『ジェノサイド』と比較してしまいますが、楽しんで読めたB級作品でした。あちらの方は下品なB級かな。この作品が「このミステリーがすごい!」の大賞作品と言われると、それはどうなんでしょう。

『愛に乱暴』 吉田修一 ***

題材は、よくあるドラマのように下世話なのだが、吉田氏にかかると読ませる作品になってしまう。

DVDからHDDへコピー2

まだ確認していないが連結結果をパイプ(|)で変換に渡せば一行で可能ですネ。 cat /mnt/sr0/VIDEO_TS/TS_01_[1-9].VOB | avconv -i - TS_01.mp4

DVDからHDDへコピー

OSがUbuntu(linux)で適当なtoolが見当たらないので、ファイルの連結には、avi に変換してからavimergeを使って連結していた。 mpegやvobは cat *.mpg > out.mpg で連結ができるようだ。DVDでは分割されているVOBをVOBのまま連結してHDDにコピーする。 cat /m…

『切り裂きジャックの告白』 中山七里 **

どんでん返しを、最後にもう一度。しかし腑分けの好きな作家だねえ。食前食後やグロが苦手な人にはおすすめできないな。

『獅子の城塞』 佐々木譲 ***

天下城の続編のようだ。城の主のはなしか思ったら、城壁の職人が主人公だった。警察小説、戦時物以外は始めて、そういえば初期はバイク物もあるようだ。器用な作家?

『宵待草夜情』 連城三紀彦 ***

第5回吉川英治文学新人賞 読後感はあまり良くない。

『其の一日』 諸田玲子 ***

第24回吉川英治文学新人賞、短編集。 『蛙』が得に印象に。『釜中の魚』だけは異質か。

『さよなら渓谷』 吉田修一 ***

これは評価が分かれそうな作品です。女性から、子を持つ親の立場からなど。最後にすっきりしない終り方も不満がでそうです。

『いつまでもショパン』 中山七里 ***

岬洋介シリーズの三作目。話ができすぎな感はあるが、ついつい読んでしまう。ちょうど盲目のピアニスト梯剛之さん行方不明 家族が捜索願……などというニュースの後だったので何といえばいいのか。

『静かな爆弾』 吉田修一 ***

声に出してわかり合えていると思っていることも、実は分かっていないのかも。話しながら考えるのではなく、書くというクッションを置いて、文字で伝えることの違いを考えさせられました。

『人間はどこまで耐えられるのか』 フランセスアッシュクロフト **

興味のあることも、無いことも盛りだくさん。

『共震』 相場英雄 ***

この小説も含めて震災が舞台の小説は三冊読みましたが、推理小説で扱うのは難しいですね。最近よんだ推理小説のなかでは、一番面白い。さすがに相場英雄さん。

『逃走』 薬丸岳 **

視点がころころ変わって、ちょっと戸惑う。軽く読めるのは利点なのか欠点なのか。

『六機の特殊』 黒崎視音 **

『警視庁心理捜査官』とかなり印象が異なる。武器の説明がちょっとお勉強臭く、少しダレてしまうところもあった。いろいろ盛り込みすぎで、どんどん読み進めることにはならず、時間のかかる読書になった。読後感は決して否定的ではない。

『夜市』 恒川光太郎 ***

日本ホラー小説大賞の表題作と少し長い『風の古道』2編。共に怖さ、美しさ、悲しみといった恒川ワールドが端正な文章でつづられている。

『破線のマリス』 野沢尚 **

TV局と郵政省が舞台なのだが、最後はぐずぐずで終了してしまったなあ。始まりは松本清張風なのに、そこから脱線してからは、ひたすら2組の夫婦の愛憎劇のようでもあり、どこか報道番組の裏話のようでもあるようで、すっきりしない終り方だ。小説のテクニッ…

『ともえ』 諸田玲子 **

宮部みゆきさんの「桜ほうさら」の前後に読んだので不利な採点になってしまう。智月と芭蕉、義仲と巴御前をはじめ登場人物に魅力が感じられないことに歯痒い思いをしながらの読書だった。諸田玲子さんの思いの深さは感じても残念ながら共感できなかった。諸…

『桜ほうさら』 宮部みゆき ***

久しぶりの宮部みゆきさん、時代小説の人情物かと思っていたら……。今回は意識してゆっくり読んでみたが、面白いので、結局先を急がされて読了。魅力のある登場人物が多いなあ。

『晩夏―東京湾臨海署安積班』 今野敏 ***

安定の安曇班シリーズ。これと隠蔽捜査シリーズで十分かな、加えるとしたら同期シリーズ。

『金色の獣、彼方に向かう』 恒川光太郎 ***

幻想的、ホラーの要素もある短編集それぞれにつながりはない。タイトルで敬遠していたが、もっと早く読むべきだった。

『ナンバー』 相場英雄 ***

短篇もいいが、やはり力技の長編が読みたいと思った。本格推理寄りの作品はどうかなあ。

『再会 あくじゃれ瓢六』 諸田玲子 **

瓢六にも大きな変化があった後の連作短編集だが、このシリーズは長編のほうが仕上がりがいいと思う。次のシリーズ長編がなることを期待。

『鏡の花』 道尾秀介 ***

仕掛けに凝った短編集。人の死を弄んでいるようで気分はあまり良くはないです。それでもさすがに「道尾秀介」と思わせます。

『メルトダウン』 高嶋哲夫 **

大統領補佐官の死と核爆弾の秘密暴露?、が平行して進行していく推理サスペンス?。渾身の作だとおもうが、『イントゥルーダー』に続きコンピューター関連で付け焼き刃な点がこの作品でも気になった。登場人物の日本人と日系アメリカ人が共に広島に関係あり…

『血の轍』 相場英雄 ***

26回山本周五郎賞候補 警察小説としては、かなり面白い。VS公安はありそうなパターンだが引き込まれる。

『アクティブメジャーズ』 今野敏 ***

もう惰性で読みつづけているといってもいい。会話と改行が多いので実質のページ数は半分位。