2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『水底の棘 法医昆虫学捜査官』 川瀬七緒 **

ウミケムシもトラフシャコも昆虫ではないよね。かろうじてコケシガムシは昆虫? 好評なのでシリーズ化したのでしょうか、事件を調べていくと「昆虫が真実を語る」と言うよりも、昆虫etcを調べて犯行を構成していった感がただよっていて、登場人物も類型的な…

『明日のことは知らず―髪結い伊三次捕物余話』 宇江佐真理 ***

次は『名もなき日々を』

『名もなき日々を 髪結い伊三次捕物余話』 宇江佐真理 ***

次は『?』

『経眼窩式』 植田文博 **

ロボトミーで「ローズマリー・ケネディー」を思いだししました。wikiをみると2005年86歳で没と、10年前くらいまで生きていたのか。その事実を知ったとき、何てひどいことをケネディー家はするのかと思ったのですが、その手術を小説にするのはあまりに趣味が…

『平成猿蟹合戦図』 吉田修一 ***

「吉田修一らしくない」というレビューを読んだが、似たような感想です。アマソンのレビューもバラついています。「猿蟹合戦」の世界には馴染めませんでした。

『晩鐘 続・泣きの銀次』 宇江佐真理 ***

次は『虚ろ舟 泣きの銀次 参之章』

『青の炎』 貴志祐介 ***

犯罪小説と言うのでしょうか、犯人の目線で語られていきます。完全犯罪を目指しますが……。 後書きで作者が、この殺人方法では完全犯罪にはならない、真似しないようにと書いているのがなんとも。ほぼ一気読みでした。

『沈黙の町で』 奥田英朗 ***

とにかく、ぐいぐい読ませる小説でした。そして読後感の悪さは一級品です。中学生の死から話が進んでいくので、宮部みゆきの『ソロモンの偽証』と比較してしまいます。 『沈黙の町で』は話題の「朝日新聞」に連載されたんですね、意味はありませんが。微妙に…

『チーム・バチスタの栄光』 海堂尊 **

『このミステリーがすごい!』大賞2006年。 賞もとった面白い、でも何かハートに響いてこない。相性が悪いのでしょう、きっと。読み始めてしばらくして、これ以前読んだと気がついた。頭ではいいねと思っても、何も残らない本かなあ。

『泣きの銀次』 宇江佐真理 ***

書き下ろしだそうだが、短篇にはない中だるみがあるような。

『草祭』 恒川光太郎 ***

どこかで「美奥」に繋がっている五編の短編集。ホラーのようで、民話のような「恒川」ワールド。

『今日を刻む時計―髪結い伊三次捕物余話』 宇江佐真理 ***

次は「心に吹く風」。

『第一級殺人弁護』 中嶋博行 ***

長編を読んでいたので短篇はどうかなと心配があったのですが、読み応えのある作品ばかりでした。第一級の短編集でした。

『心に吹く風―髪結い伊三次捕物余話』 宇江佐真理 ***

次は「明日のことは知らず」。

『西の魔女が死んだ』 梨木香歩 **

日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、第44回小学館文学賞受賞。 ということで、お子様向けでしょうか、ちょっと物足りない。

『司法戦争』 中嶋博行 ***

女性が主人公で、無理はあるがそれが気にならない面白さがある。アメリカの裁判制度の問題点の指摘など、現役弁護士ならでは。

『我、言挙げす―髪結い伊三次捕物余話』 宇江佐真理 ***

次は「今日を刻む時計」。

『推定脅威』 未須本有生 ***

第21回(2014年)松本清張賞。 専門分野(戦闘機)に関しては、勉強しました感はなくよかったが、男女の「あれこれは」どうでしょう?いっそ主人公は男のほうがよかったのではと思います。なぜか比較してしまう『生存者ゼロ』なんかよりは、かなり面白いのです…

『雨を見たか―髪結い伊三次捕物余話』 宇江佐真理 ***

次は「我、言挙げす」。 「雨をみたか(い)」、「黒く塗れ」って偶然ですよねえ。 CCR - 雨を見たかい (Have you ever seen the rain) Rolling Stones - Paint It Black