『博士のレーシングカー』 高斎 正 ***

 

 マッドサイエンティスト、エーリッヒ・シュタイナー博士は、オーストリアダイムラー社を辞め、故郷リンツに戻った。自らの手で設計、製作したマシンで、ルマン、ミレミリア耐久レース制覇という夢を実現するために。そして1930年、前輪駆動で、V型8気筒エンジンを積んだスポーツレーシングカー“ブラウエ・ブルーメ”の製作に取りかかったが…。たった2台しか製作されなかったと言われ、その記録は、現在残されていない。さらに、博士の行方までもが…。自動車小説の第1人者・高斎正が、今、幻のレーシングカーに迫る。 (「BOOK」データベースより)

 

再読、いらない本を整理していて、ふと amazon でチェックすると、すでに中古以外では手に入らない、そして価格が定価700円だったものが、最安値で送料込みで2300円、とりあえず処分保留と。

 

2020-39

 

『隠蔽捜査』 今野 敏 ***

 

隠蔽捜査 (新潮文庫)

隠蔽捜査 (新潮文庫)

  • 作者:敏, 今野
  • 発売日: 2008/01/29
  • メディア: 文庫
 

 竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は“変人”という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

 

再読

 

2020-38

 

『頭脳対決!棋士vs.コンピュータ 』 田中 徹 , 難波 美帆 **

 

頭脳対決!棋士vs.コンピュータ (新潮文庫)

頭脳対決!棋士vs.コンピュータ (新潮文庫)

 

 2010年10月11日、女流王将とコンピュータの歴史的対局が行われた。奇しくも「女流棋士会」の誕生と、情報処理学会の将棋ソフト開発の開始が、ともに35周年を迎えた記念の一戦だ。最強ソフト「あから2010」を清水市代が迎え撃つ。将棋連盟米長邦雄は「清水は負けない」と断言。人間の“読み”と人工知能の“計算”の対決、「勝利」はどちらに!? (「BOOK」データベースより)

 

力作ですが、この後のコンピュータ将棋の発展を考えると、ちょっとズレてしまって残念。

 

2020-36

『ねなしぐさ 平賀源内の殺人』 乾 緑郎 ***

 

ねなしぐさ 平賀源内の殺人

ねなしぐさ 平賀源内の殺人

  • 作者:乾 緑郎
  • 発売日: 2020/02/10
  • メディア: 単行本
 

 晩年に人を殺め、伝馬牢で獄死したという平賀源内。“江戸の天才”と謳われた男に何が!?『このミス』大賞作家が「歴史の謎」に挑んだ渾身作! (「BOOK」データベースより)

 

実在の人物を題材に、想像を膨らませた作品ですが……

 

2020-35