『博士のレーシングカー』 高斎 正 ***

 

 マッドサイエンティスト、エーリッヒ・シュタイナー博士は、オーストリアダイムラー社を辞め、故郷リンツに戻った。自らの手で設計、製作したマシンで、ルマン、ミレミリア耐久レース制覇という夢を実現するために。そして1930年、前輪駆動で、V型8気筒エンジンを積んだスポーツレーシングカー“ブラウエ・ブルーメ”の製作に取りかかったが…。たった2台しか製作されなかったと言われ、その記録は、現在残されていない。さらに、博士の行方までもが…。自動車小説の第1人者・高斎正が、今、幻のレーシングカーに迫る。 (「BOOK」データベースより)

 

再読、いらない本を整理していて、ふと amazon でチェックすると、すでに中古以外では手に入らない、そして価格が定価700円だったものが、最安値で送料込みで2300円、とりあえず処分保留と。

 

2020-39