散斬 交代寄合伊那衆異聞

 

散斬 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

散斬 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

  • 作者:佐伯 泰英
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: 文庫
 

 時代の大老井伊直弼は四面楚歌の政局打開の鍵と考え、座光寺藤之助を味方につけるべくひそかに上海に手下を送る。藤之助は江南の水郷を旅していた。案内役の劉源は、仇敵黒蛇頭から逃れてきた男だった。そして玲奈は遠きバタビアで父の面影を追う。新・幕末小説は舞台を広げ新たなステージへ。 (「BOOK」データベースより)

 

2020-91

『雨の中の涙のように』 遠田 潤子 ***

 

雨の中の涙のように

雨の中の涙のように

  • 作者:遠田潤子
  • 発売日: 2020/08/18
  • メディア: 単行本
 
ただ立っているだけで圧倒的なオーラを放つスター、堀尾葉介。アイドルグループ「RIDE」の一員として十四歳でデビュー。二十二歳のときに演技の勉強のためにアイドルの座を捨てる。地道に努力を続け、アクションから時代劇までこなす実力派の俳優と評価されている。容姿と才能に恵まれ、誰もが好感を持ち、賞賛する男―。過去に縛られ、不器用に生きている人々が彼とすれ違うとき、人生に変化が訪れる。その葉介も過去に縛られていた…。(「BOOK」データベースより)
 
『銀花の蔵』で遠田さん変わったなと思いました。残念ながら「直木賞」はとれませんでしたが、これからの遠田さんはさらに期待が持てると、この『雨の中の……』も読みはじめました。個人的には最後の「葉介」の編はちょっと肩透かしかな。でもこれからも注目の作家さんです。
 
2020-90

 

『風を繡う 針と剣 縫箔屋事件帖』 あさの あつこ ***

 

 深川の縫箔(刺繍)屋丸仙の娘・おちえは「弟子入りしたい」と丸仙を訪れた若侍・吉澤一居に心を奪われる。娘斬殺事件が江戸を震撼させるなか、新たな事件が―。あでやかな刺繍を生み出す職人技と、その対極にあるような剣術。ふたつの世界に生きるおちえと一居の葛藤と成長をみずみずしい筆致で描く、一気読み必至の時代青春ミステリー! 

「BOOK」データベースより

2020-89

 

謁見 交代寄合伊那衆異聞

 

謁見 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

謁見 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

  • 作者:佐伯 泰英
  • 発売日: 2010/04/15
  • メディア: 文庫
 

 

(「BOOK」データベースより)

下田に駐留する亜米利加総領事ハリスは、列強に先駆け将軍謁見を望む。江戸湾砲撃を防ぐ外交交渉の末、剣豪旗本・座光寺藤之助に、ハリス一行の大行列護衛の密命が。玲奈を通詞につけ伊那衆を率いた藤之助は、水戸の攘夷派浪士団が潜む峠へ。“天城越え”は果たせるか!?白熱の幕末小説第12弾。文庫書下ろし。
 
2020-88

海戦 交代寄合伊那衆異聞

 

海戦 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

海戦 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

  • 作者:佐伯 泰英
  • 発売日: 2009/09/15
  • メディア: 文庫
 

 

(「BOOK」データベースより)

列強との圧倒的な差に立ち向かうのは若き力だ。国産洋式帆船ヘダ号の外洋演習の指揮官に、座光寺藤之助が指名された。日々逞しさを増す操練所生たち。ヘダ号に装備されたアームストロング砲のお披露目は、藤之助因縁の老陳との砲撃戦。追い込まれた玲奈らを救えるか!?快進撃幕末小説第11弾。
 
2020-87

難航 交代寄合伊那衆異聞

 

難航 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

難航 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

  • 作者:佐伯 泰英
  • 発売日: 2009/04/15
  • メディア: 文庫
 

 

(「BOOK」データベースより)

矢傷を負った座光寺藤之助を故郷の山河が優しく癒す。家臣たちに幕府存亡の危機を説く藤之助に、老中筆頭堀田正睦より新たな命が下った。豆州下田では亜米利加総領事ハリス相手に交渉が難渋していた。だが彼が暗殺されれば、江戸湾を外国艦隊が埋め尽くす。無敗の剣で国難に挑む第10弾。
 
2020-86

『つけびの村  噂が5人を殺したのか?』 高橋 ユキ *

 

つけびの村  噂が5人を殺したのか?
 

 

 

2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。犯人の家に貼られた川柳は“戦慄の犯行予告”として世間を騒がせたが…それらはすべて“うわさ話”に過ぎなかった。気鋭のノンフィクションライターが、ネットとマスコミによって拡散された“うわさ話”を一歩ずつ、ひとつずつ地道に足でつぶし、閉ざされた村をゆく。“山口連続殺人放火事件”の真相解明に挑んだ新世代“調査ノンフィクション”に、震えが止まらない!(「BOOK」データベースより)
 
久々に怒りが沸いた読書でした。何に怒ったというと作者にです。佐々隆三氏を尊敬してるそうですが、私の相性の悪さはそのせいかと。あーあ時間の無駄。この本が候補になるのが「本屋大賞」。
 
2020-85