『天保悪党伝』 藤沢 周平 *

 

天保悪党伝 (新潮文庫)

天保悪党伝 (新潮文庫)

 

天保年間の江戸の町に、極めつきのワルだが、憎めぬ連中がいた。博打好きの御家人・片岡直次郎、辻斬りで財布を奪う金子市之丞、抜け荷の常習犯・森田屋清蔵、元料理人の悪党・丑松、ゆすりの大名人として知られた河内山宗俊、そして吉原の花魁・三千歳。ひょんなきっかけで知り合った彼らが、大胆にも挑んだ悪事とは…。世話講談「天保六花撰」に材を得た痛快無比の連作長編。 (「BOOK」データベースより)

 

合わない作家NO1かな?多分藤沢さんが真面目すぎるのだろう。

 

2021-011

 

『雪に撃つ』佐々木 譲 ***

雪に撃つ

雪に撃つ

  • 作者:佐々木譲
  • 発売日: 2020/12/15
  • メディア: 単行本
 

翌日からの雪まつりを楽しむため世界中から観光客が押し寄せ沸き立つ札幌。北海道警察本部大通署の佐伯宏一は部下の新宮とともに自動車窃盗現場に向かっていた。その頃署内では、生活安全課少年係の小島百合が釧路から家出した少女が札幌に向かっているという電話を受けた。一方、機動捜査隊の津久井卓は住宅街で起こった発砲事件の現場に向かっていた。これら複数の事件は、やがてもつれ合いながら、雪まつりを舞台に激化していく―。 (「BOOK」データベースより)

 

せっかくの道警シリーズなのに、ちょっとマンネリ?

 

2021-010

『ワンダフル・ライフ』 丸山 正樹 ***

 

ワンダフル・ライフ

ワンダフル・ライフ

  • 作者:丸山 正樹
  • 発売日: 2021/01/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

事故で重度の障害を負った妻(49)を自宅で介護している「わたし」(50)。なんのために、こんなにも自由のない生活を続けているのか……「わたし」の物語と、さまざまな悩みを抱える男女の物語が絡み合い、繋がるとき、慟哭の真実が明かされる――

 

内容から読むかどうか、迷ったのですが読んで良かったです。複数の話が進行する形式がいろんな意味で良かったかなあ。

 

2021-009

 

『累々』 松井 玲奈 ***

 

累々

累々

  • 作者:松井 玲奈
  • 発売日: 2021/01/26
  • メディア: 単行本
 

 本当の私は誰。
結婚、セフレ、パパ活、トラウマ……。不穏さで繋がる全5編。
たくらみに満ちた、著者の新境地。

 

一作目『カモフラージュ』は飛び道具ぽかったが、本作はしかけはあるものの正統派。これで自作も読むことになりそう。

 

2021-008

 

 

『新型コロナ 7つの謎 最新免疫学からわかった病原体の正体』 宮坂 昌行 **

 

免疫学者が得体の知れない新型ウイルスの「7つの謎」に迫る。 (「BOOK」データベースより)

 

まだ、良くわかっていないという話

 

2021-007

『生きるコント』 大宮 エリー **

 

生きるコント (文春文庫)

生きるコント (文春文庫)

 

毎日、真面目に生きているつもりなのに…なぜか、すべてがコントになってしまう人生。思えばそれは子供の頃からだった。小学4年生のときのバレンタイン。あれはひどかった。おかんとふたりの海外旅行。あれは危なかった。彼とのクリマスマスイブ。なんでそうなるのか。これ全部本当なんです。 (「BOOK」データベースより)

 

 

2021-006

 

『漆黒の霧の中で』 藤沢 周平 **

 

漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)
 

竪川に上った不審な水死人の素姓を洗って、聞きこみを続ける伊之助の前にくり広げられる江戸の町人たちの人生模様―。そして、闇に跳梁する謎の殺人鬼による、第二、第三の殺人―。伊之助の孤独な探索は、大店の主人や寺僧たちの悪と欲の世界を明るみに出すが…。元は凄腕の岡っ引、今は版木彫り職人の伊之助を主人公とする、絶妙の大江戸ハードボイルド。シリーズ第二弾。 (「BOOK」データベースより)

 

2021-005