『路』が過去への物語とすると、『ランドマーク』は未来の不安への物語かな。先が見えないまま小説は終ってしまいます。
『熱帯魚』『グリンピース』『突風』の短編集で、まわりにいたら迷惑だなあという男が主人公です。物語はぽーんと放り投げるようにして終わります。何かを期待して読むと裏切られた気がする作品ですが、読後感は悪くはありません。
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