2018-08-23から1日間の記事一覧

『甘露梅―お針子おとせ吉原春秋』 宇江佐 真理 ***

遊廓でお針子として働きはじめた町家の女房が出会った、哀しくもやさしい恋。心の色艶を描かせたら当代随一の女流作家による、本当に「読ませる」時代小説。(「BOOK」データベースより) 2018-145

『絵金、闇を塗る』 木下 昌輝 ***

江戸末期に土佐に生まれ、幼少より絵の才能を発揮し、狩野派の技法を信じがたい短期間で習得した天才絵師―通称“絵金”。免許皆伝を得て帰郷し、土佐藩家老のお抱え絵師となるも、とある事件により追放される…。市川團十郎や武市半平太、前村洞和など、その絵…