『蜜と唾』 盛田隆二 **

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梶亮平、27歳。ブラック企業体験記が、初めて月刊誌に掲載された。それを見たという美帆子から四年ぶりに電話が入る。学生時代、家庭教師をしていた少年の母親だ。中学受験を前に少年は交通事故で亡くなった。後に刑事の事情聴取に応じた際、亮平は思い知る。あの一本の電話から事件に巻き込まれることになったのだと。リアリズムの名手、初の犯罪ミステリー。
(「BOOK」データベースより)

隔靴掻痒が一番あっている感想ですねえ。おもしろいはず、でも肩透かし。結局小説のテクニックはすばらしいのになあ。あっ装丁がgoodでした。

2017-002