『トキオ』 東野圭吾 **

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男は父親になっていく。「彼」との出会いによって。1979年、浅草。時を超えた奇跡の物語。俺は、あんたの息子なんだよ、宮本拓実さん。未来から来たんだ。あと何年かしたら、あんたも結婚して子供を作る。その子にあんたはトキオという名前をつける。その子は十七歳の時、ある事情で過去に戻る。それが俺なんだよ。
(「BOOK」データベースより)

素直に感動できない私はへそ曲がりでしょうか。設定がベタ過ぎてついていけませんでした。SFをうけつけないのではなく、ファンタジー部分についていけませんでした。しかし、これが44才のおっさんの頭で考えた作品というのは不気味ではあります。

何故か「女子供を騙して金儲け」というフレーズが浮かんでしまったが……。
これで東野さんは終了です。

2017-019