『雪の香り』 塩田武士 ***

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舞台は京都。新聞記者・恭平は捜査情報の中に、十二年前に失踪した学生時代の恋人・雪乃の名前を見つけ、驚愕する。なぜ彼女は消えたのか?取材を進める中で浮かび上がる雪の秘密。そして物語は運命の日、祇園祭宵山へ…。気鋭の著者が「書き終えたくない」ほどの情熱を注いだ純愛ミステリーの傑作が誕生しました。(「BOOK」データベースより)

関西が舞台、会話の文が関西弁、軽薄なフリの文体と個人的にはハードルがこれでもかと高いのですが、読み終えることができました。結局、男の方がロマンチストなんでしょうね。

2017-032