『南へ舵を―新・古着屋総兵衛〈第4巻〉』 佐伯泰英 **

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“影”本郷康秀を誅殺した総兵衛一行は、上野、越後、越中を経て盛夏の加賀に入った。海路より金沢入りしていた信一郎らと合流し、前田家と交易を行う。一方、日本橋富沢町大黒屋では、ちゅう吉の掴んだ本郷家老女と薩摩藩用人の密談が大番頭光蔵に報告されていた。帰参した総兵衛は八百善で町奉行と秘かに対面。その帰途、李黒の妖術が…。にわかに暗雲立ちこめる緊迫の第四巻。(「BOOK」データベースより)



2017-183