『仮面の君に告ぐ』 横関大 ***

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涌井和沙は、気がつくと病院のベッドにいた。戸惑ううちに、「モリさん、目が覚めたんですね」と看護師から声をかけられる。鏡をのぞいた和沙は驚愕する。そこに映っていたのは赤の他人―森千鶴だった。パニックになった和沙は、恋人の早田慎介を頼ろうとするも、彼は自分に気づいてくれない…。胸が押し潰される中、追い打ちをかけるように新たな事実が判明する。一年前、和沙は何者かに殺害されたというのだ。千鶴の弟・潤の力を借り、少しずつ事態を把握していく和沙だったが、慎介が不穏な動きを見せ始め…。カップルに訪れた奇跡の十日間。真相に思わず“震える”再読必至のミステリー!(「BOOK」データベースより)


「奇跡の十日間」から『四日間の奇蹟浅倉卓弥を思い出しました。ところで「奇蹟」と「奇跡」の違いは? 横関大さん四冊目です。奇跡もありますがミステリー部分で無理がある所も無くはないかなあと。でも読んで後悔はしないと思います。

2018-103