『東京輪舞』 月村 了衛 ***

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田中角栄邸の警備をしていた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、数々の事件と関わっていく―圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出す。 (「BOOK」データベースより)


月村さん三冊目。『機龍警察 暗黒市場 』は何だかなあ、『土漠の花』も……。どちらも手抜き小説だよなと。もう読まなくてもいいやの作家さんでしたが、本の装丁が気になって、これは読んで正解。作者にとって割にあわない労作で「ごくろうさま」と声をかけたい。角栄さんの「ひとたらし」に思わずニヤッと。

2019-001