お断り―鎌倉河岸捕物控

 

お断り―鎌倉河岸捕物控〈29の巻〉 (時代小説文庫)
 

 

(「BOOK」データベースより)

当代の豊島屋十右衛門の祝言が、江戸と京都で挙げられることになり、金座裏でも、「京行き」の話で持ち切りだ。そんな中、山城淀藩の家来が辻斬りに遭ったらしい、という話を八百亀が聞き込んできた。だが淀藩はそれをひた隠しにしていた。一方、扇木屋で万引き騒ぎが起き、中年の侍が取り調べられたが…。若手の弥一や政次、宗五郎ら金座裏の大奮闘に、北町奉行の名裁きが冴える。平成の大ベストセラーシリーズ、待望の第二十九弾。
 
2020-72