混沌 交代寄合伊那衆異聞

混沌 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

 幕政の混迷をよそに、大海原を走る快速帆船レイナ一世号。座光寺藤之助は和人唐人混成の東方交易の商船隊長として、上海に再上陸した。だが歓迎の埠頭で、英国商会の預かり金を洋卑殺人団に強奪されてしまう。阿片窟の女豹の誘いに乗り、藤之助は単身、闇深き迷宮へ。“誇り”を奪還せよ、サムライ・トウノスケ。 （「BOOK」データベースより）

2020-102

飛躍 交代寄合伊那衆異聞

飛躍 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

 改修を終えたベンガル号を得て、東方交易は順風満帆に見えた。だが、新拠点横浜から悲報が。黄大人たちが襲撃されたという。攘夷派かそれとも幕閣の差し金か。横浜へ急ぐ座光寺藤之助は、一統を率いる者として、重大な決断を迫られる。幕末前夜を駆ける大スケールの冒険譚、ついに完結! （「BOOK」データベースより）

2020-101

血脈 交代寄合伊那衆異聞

血脈 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

 第三の帆船ベンガル号を購い、藤之助ら東方交易は順風に見えた。死の床の旧敵老陳に、長崎に遺した孫娘の行く末を託される。老陳の予言通り、突然の野分が東方交易の船団を襲った。そしてレイナ一世号の僚船ストリーム号は、消息を絶つ。仲間と貴重な積荷を失う危機に、どうする藤之助!? （「BOOK」データベースより）

2020-100

暗殺 交代寄合伊那衆異聞

暗殺 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

  雪の桜田門外。大老井伊直弼の駕篭が浪士団に急襲された。一部始終を目撃した藤之助の一の家臣光忠は、現場に気になる男を見つける。幕政を独裁した大老の死は、東方交易の行く手にどう関わるのか。藤之助と玲奈はインド洋で決戦に臨む。相手は英国も手を焼く海賊団!時代が動く第二十一巻。文庫書下ろし。 （「BOOK」データベースより）

2020-99

鼠異聞 下 新・酔いどれ小籐次(十八)

鼠異聞 下 新・酔いどれ小籐次(十八) (文春文庫)

 府中宿で久慈屋の荷が襲われた騒ぎの真相が明らかになると、北町奉行・榊原は同心の木津親子を呼び出した。一方、雨の降り続く高尾山ふもとに到着した小籐次一行だったが、薬王院の跡目争いの背後に渦巻く怨恨により、駿太郎ら少年たちの身にも危険が迫る―高尾の山中で、猿と“鼠”を従えた小籐次の竹トンボが鋭く舞う! （「BOOK」データベースより）

2020-98

鼠異聞 上 新・酔いどれ小籐次(十七)

鼠異聞 上 新・酔いどれ小籐次(十七) (文春文庫)

 文政9年初夏。太平の世を謳歌する江戸では近頃、貧しい長屋に小銭が投げこまれるという奇妙な事件が続いていた。小籐次は謎の青年から、名刀正宗の研ぎを頼まれる。そんな中、高尾山薬王院へ紙を納める久慈屋の旅に、息子の駿太郎・道場仲間の少年らとともに同行することに。高井戸宿、府中宿へと進む一行を付け狙うのは…（「BOOK」データベースより）

2020-97

七つの危険な真実

七つの危険な真実 (新潮文庫)

  あの時まで気づきもしなかった、友達や先生や家族に、別の顔があることを…。中学生の少女が真実に目覚める瞬間を切り取った、赤川次郎による珠玉の書き下ろし小説「透き通った一日」をはじめ、当代ミステリ界の名手七人が、愛と憎しみ、罪と赦しの間でたゆたう人間の心の転機を、鮮やかな筆致で描き出す。人権団体アムネスティへの賛同もこめた、文庫オリジナル・アンソロジー。（「BOOK」データベースより）

2020-96