交易の願いを込めて就航した帆船レイナ一世号は南へ。座光寺藤之助は井伊直弼に実権が移った江戸に舞い戻る。当主不在の咎で、お家断絶と当主切腹を迫られた座光寺家。江戸屋敷を引き払った面々を追い、藤之助も中山道、碓氷峠を目指し急追するが?最大の危機に、藤之助は一族を救えるか!?文庫書下ろし。シリーズ第16弾。 (「BOOK」データベースより)
2020-103
幕政の混迷をよそに、大海原を走る快速帆船レイナ一世号。座光寺藤之助は和人唐人混成の東方交易の商船隊長として、上海に再上陸した。だが歓迎の埠頭で、英国商会の預かり金を洋卑殺人団に強奪されてしまう。阿片窟の女豹の誘いに乗り、藤之助は単身、闇深き迷宮へ。“誇り”を奪還せよ、サムライ・トウノスケ。 (「BOOK」データベースより)
2020-102
第三の帆船ベンガル号を購い、藤之助ら東方交易は順風に見えた。死の床の旧敵老陳に、長崎に遺した孫娘の行く末を託される。老陳の予言通り、突然の野分が東方交易の船団を襲った。そしてレイナ一世号の僚船ストリーム号は、消息を絶つ。仲間と貴重な積荷を失う危機に、どうする藤之助!? (「BOOK」データベースより)
2020-100