破牢狩り―夏目影二郎始末旅〈3〉

 

 天保十年。江戸伝馬町の牢内に火が入った。近火切放により、三日の猶予をうけた囚人たちが娑婆に消え、刻限が過ぎても六人が帰参しなかった。横領の罪で入牢中の伊丹主馬もその一人だ。夏目影二郎は、実父で勘定奉行職の常磐秀信から、破牢した主馬一統の始末と公金奪還の命を受ける。愛犬あかを伴い、主馬たちを追う影二郎。活字が大きくなった新装版。第三弾。

(「BOOK」データベースより)

 

2020-108

代官狩り―夏目影二郎始末旅〈2〉

 

 江戸は深川蛤町の悪所・極楽島で、勘定奉行所配下の男が惨殺された。夏目影二郎は、勘定奉行職にある父の命で事件を探るうち、天領内の不正疑惑をつかむ。さらに、信濃路へ向かった八州廻りの消息を求めて、中山道をひた奔る影二郎。その彼に、襲いかかるのは、七坊主と呼ばれる僧衣姿の殺人集団だった。活字が大きくなった新装版。シリーズ第二弾。

(「BOOK」データベースより)

 

2020-107

八州狩り―夏目影二郎始末旅〈1〉

 

 鏡新明智流の達人・夏目影二郎は、故あって人を斬り、遠島寸前に勘定奉行職に就いた父に助けられた。だが父は要職に苦悩する日々。影二郎は父の密命を受け、腐敗した八州廻りの始末に旅立つ。子犬のあかを道連れに、関八州探索行を続ける影二郎を、幕藩体制を覆すような陰謀が待ち受けていた。影二郎初登場の記念碑的名作!活字が大きく読みやすくなった新装版。(「BOOK」データベースより)

 

2020-106

刑事何森 孤高の相貌

 

刑事何森 孤高の相貌

刑事何森 孤高の相貌

  • 作者:丸山 正樹
  • 発売日: 2020/09/24
  • メディア: 単行本
 

  埼玉県警の何森稔は、昔気質の一匹狼の刑事である。有能だが、組織に迎合しない態度を疎まれ、所轄署をたらいまわしにされていた。久喜署に所属していた二〇〇七年のある日、何森は深夜に発生した殺人事件の捜査に加わる。障害のある娘と二人暮らしの母親が、二階の部屋で何者かに殺害された事件だ。二階へ上がれない娘は大きな物音を聞いて怖くなり、ケースワーカーを呼んで通報してもらったのだという。県内で多発している窃盗事件と同一犯だろうという捜査本部の方針に疑問を持った何森は、ひとり独自の捜査を始める―。“デフ・ヴォイス”シリーズ随一の人気キャラクター・何森刑事が活躍する連作ミステリ。著者の新たな代表シリーズ開幕!(「BOOK」データベースより)

 

デフ・ヴォイスのシリーズはすべて読んでいたのですが、毛色の変わった物語も読みたかったので、嬉しい新作でした。第三話「ロスト」は兄妹が2組?混乱してしまい、2回よみました。年は取りたくないな。何森シリーズも楽しみになりますね。 

 

2020-105

交易 交代寄合伊那衆異聞

 

交易 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

交易 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

  • 作者:佐伯 泰英
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: 文庫
 

 わずか十六名といえど、心意気ではどこにも負けぬ―座光寺藤之助率いる帆船ヘダ号の陸戦隊員は、初めての外洋訓練で世界最強の大英帝国艦隊と対峙した。若き日の龍馬と出会い、唐人商人の積み荷を載せ、香港・上海行きを実現させた藤之助と玲奈。進むべき道を見出すことはできるのか…。 (「BOOK」データベースより)

 

2020-105

朝廷 交代寄合伊那衆異聞

 

朝廷 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

朝廷 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

  • 作者:佐伯 泰英
  • 発売日: 2011/04/15
  • メディア: 文庫
 

 朝廷との通商条約批准の交渉にあたる老中堀田正睦。警護役の藤之助には初めての京だ。三条大橋で舞妓たちを無頼漢から救い、攘夷波刺客団を退ける。だが幕府に艦船ヘダ号を取り上げられることに。乗組員らは藤之助を頼りとするも、ついに陸戦隊は解散か?そして天保山沖には巨大帆船が。 (「BOOK」データベースより)

 

2020-104

断絶 交代寄合伊那衆異聞

 

断絶 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

断絶 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

  • 作者:佐伯 泰英
  • 発売日: 2012/04/13
  • メディア: 文庫
 

 交易の願いを込めて就航した帆船レイナ一世号は南へ。座光寺藤之助は井伊直弼に実権が移った江戸に舞い戻る。当主不在の咎で、お家断絶と当主切腹を迫られた座光寺家。江戸屋敷を引き払った面々を追い、藤之助も中山道碓氷峠を目指し急追するが?最大の危機に、藤之助は一族を救えるか!?文庫書下ろし。シリーズ第16弾。 (「BOOK」データベースより)

 

2020-103