2016-07-27から1日間の記事一覧

『天下一の軽口男』 木下昌輝 ***

時は江戸時代中期。大坂の生國魂神社の境内には、芝居小屋や見世物小屋が軒を連ね、多種多様な芸能が行われていた。笑話の道を志した米沢彦八は、役者の身振りや声色を真似る「仕方物真似」、滑稽話の「軽口噺」などが評判となり、天下一の笑話の名人と呼ば…

『炎上チャンピオン』 横関大 *

「もう一度、夢を見させてやる」エンタメが禁止された世界で、世論に負けた男たちは、起死回生のギミックに挑む。 (「BOOK」データベースより)横関大さんの三冊目。さすがにおなじパターンは飽きがきます。題材もプロレスという苦手なジャンルなので途中で…