2017-03-30から1日間の記事一覧

『悲愁の剣―長崎絵師通吏辰次郎』 佐伯泰英 **

長崎代官の季次家が抜け荷の罪で没落―。季次家を主家と仰ぎ、今は海外放浪の身にある南蛮絵師・通吏辰次郎はその報せに接し、急ぎ帰国するが当主・茂智、茂之父子や、茂之の妻であり辰次郎の初恋の人でもあった瑠璃は、何者かに惨殺されていた。お家再興のた…