2018-04-20から1日間の記事一覧

『侘助ノ白 ─ 居眠り磐音江戸双紙 30』 佐伯泰英 ***

尚武館道場で暮らす磐音とその門弟たちのもとに、稽古を望む旅の武芸者が現れる。一方、国許の土佐に旅立った尚武館の門弟利次郎は、父と共に無事土佐入りするが、藩内には彼らのお国入りを煙たがる不穏な動きがあり…。大好評シリーズ第三十弾。(「BOOK」デ…

『冬桜ノ雀 ─ 居眠り磐音江戸双紙 29』 佐伯泰英 ***

木枯らしが吹き、江戸が寒気に包まれる頃、佐々木磐音、おこんらは神保小路の尚武館道場で穏やかな日々を過ごしていた。そんな折り、武家の諍いを通りすがりの磐音が仲裁する。茶道具の貸借が騒ぎの因らしいのだが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著…

『犬の掟』 佐々木譲 ***

急行する捜査車両、轟く銃声。過去の事件が次々と連鎖し、驚愕のクライマックスへ!比類なき疾走感で描く緊迫の40時間。衝撃の警察小説。(「BOOK」データベースより)再読2018-064

『暗殺の年輪』 藤沢周平 **

藩の権力争いの陰で、末端の平侍を翻弄する苛酷な宿命。武家の非情な掟の世界を、端正緻密な文体で描いて久々の本格時代小説の登場と評された世評高い直木賞作品(「BOOK」データベースより) 第69回(昭和48年度上半期) 直木賞受賞2018-063