『沙高楼綺譚』 浅田次郎 ***

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夜ごとにサロンで語られる奇譚という形式の短編集。どれも作り話の感じが付きまとっているので、読みながらも覚めてしまって話に入り込めない。「雨の夜の刺客」が中ではよかった。「立花新兵衛……」は「活動寫眞の女」の焼き直し?