『銀座のカラス〈上〉』 椎名誠 ***

a21966a0

松尾勇は小さな業界新聞社のサラリーマン。勤め始めて約一年の新米編集者だ。ところが前任者が突然退社した為に、なんといきなり編集長になってしまった。といっても部員は自分だけ。経験がない上に部下もいないなんて…。だが、やるしかない。やるしかないのだ。右も左も分からないまま、松尾は新たな一歩を踏み出した。それは抱腹絶倒悪戦苦闘の日々の始まりでもあった―。
(「BOOK」データベースより)