『銀座のカラス〈下〉』 椎名誠 ***

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デパート業界誌の編集長になった松尾の生活は、慌ただしくも充実していた。酒場でケンカをして留置場に入れられたり、麻雀で大負けもしたけれど、仕事は何とか軌道に乗りつつあった。親友の町田を通じて知り合った海老名千鶴の存在も、心の支えとなっていた。そしてついに、念願の部下も出来たのだが…。『哀愁の町に霧が降るのだ』『新橋烏森口青春篇』に続く自伝的青春小説。
(「BOOK」データベースより)

椎名誠さんは、やはり自伝的なものが守備範囲なのかな。